広報委員会[スーパーコンピュータ【京】訪問記](2017/10/11)
兵庫県中小企業診断士協会・会員研修委員会主催の京見学会を取材させていただきました。
日本や世界には数多くのスーパーコンピュータ(スパコン)があります。中でも「京(けい)」は世界トップクラスの大規模で高性能なスパコンです。速さだけでなく、使いやすさにこだわって作られた「京」の様々な魅力を堪能してきました。
- 神戸にあるスーパーコンピュータ視察見学会に同行しました。
- 展示ルームから全景を見ることができます。 遮音性はいいのですが、中は廃熱ファンのせいで結構騒音があるとのこです。
- 現在の稼働状況などを、天井に投影されたデータで説明してくれました。 なかなかの稼働率のようです。
- 発生する熱をどう管理するかが重要で、水冷システムと空冷システムが稼働しています。 別棟からの冷水を循環させるシステムです。
- コンピューター室の階下には、冷却のためのスペースがあり、重たいコンピューター本体を支えるために斜めに鉄骨が組まれるトラス構造となっています。
- 受電システムが入っている施設です、70%が外部電源、30%が自家発電設備です。 電源喪失のリスクを回避する構成で、優先されるのはデータセンターの電源だそうです。 津波対策は、ポートアイランド全体での防波堤で対応しているようです。
- 地下にある耐震構造の要です。
- 地下は構造的には外部となるようです。 地震には建物を浮かしている構造です。
- 振動による変形を吸収します。
- 建物の地下に入って、とても分かりやすい説明を受けました。
- 本体冷却のための施設です。
- 施設入り口には、いろいろな展示があり解説は興味深いですね。
- 実物大の1ユニットが展示されています。
- 施設全景です。神戸にとっても誇らしい施設です。
兵庫県中小企業診断士協会 会員研修委員会の皆様の尽力とチームワークと心遣いで楽しい交流会を開催し、多くの方々とのお話ができました。
取材・兵庫県中小企業診断士協会・広報委員会