令和4年度の兵庫県中小企業診断士協会の更新研修の最終回開催

2022年9月10日(土)第三回理論政策更新研修が開催されました。

9月10日神戸市産業振興センター3階ハーバーホールにて、中小企業診断士理論政策更新研修が開催されました。湯浅会長のご挨拶から始まった研修は、いずれも時世を捉えた講演内容の数々で、150人を超える受講者が真剣に聞き入っていました。

今年度の理論政策のテーマは、次の3つです。

①新しい中小企業の施策について

日本政策金融公庫 国民生活事業 融資第3課長の山副のぞみ様によるご講演をいただきました。ご自身の新型コロナウイルス感染症関連融資での現場経験など、多くの具体的な事例を交え、日本政策金融公庫の概要や、日本公庫が取り組む創業支援、ソーシャルビジネス支援、事業承継支援についてお話いただきました。

②中小企業の事業再構築支援

コロナ禍での事業再構築支援の必要性や支援内容について、中小企業診断士の伊藤勢津子先生によるご講演をいただきました。支援対象事業者の株式会社seed代表取締役 南美香様にもご登壇いただき、具体的な取り組みや経営者としての苦労や考えを伺うことができました。

③中小企業のデジタル支援

中小企業診断士の西本文雄先生、楠田貴康先生によるご講演をいただき、「コロナ禍におけるIT利活用の現状と事業競争力を高めるデジタル化支援のあるべき姿の調査研究」から製造業におけるIT利活用についてご講演いただきました。事業競争力を高めるための留意点や支援側に求められる方向性を伺うことができました。